ソフトウェア開発チームの質を評価する12の質問

ジョエル・スポルスキの著書「Joel on Software」にて紹介されているジョエル・テスト

  1. ソース管理システムを使っているか?
  2. 1オペレーションでビルドを行えるか?
  3. 毎日ビルドを行うか?
  4. 障害票データベースを持っているか?
  5. 新しいコードを書くまえにバグを修正するか?
  6. 更新可能なスケジュール表を持っているか?
  7. 仕様書を持っているか?
  8. プログラマは静かな労働環境にあるか?
  9. 買える範囲で一番良い開発ツールを使っているか?
  10. テスト担当者はいるか?
  11. プログラマを採用するときにコードを書かせるか?
  12. 「廊下での使い勝手テスト」を行っているか?


YesかNoで回答します。12点は完璧で、11点は許せる範囲だ。
だが、10点以下だったら君は本当に深刻な問題を抱えていることになる。だそうです。


ほとんど読んだままですが、2点補足

『毎日ビルドを行うか?』については個々の開発者のIDEでのビルドを指しているわけではありません。統一したビルド環境で、開発者がそれぞれに作成した最新のコードがビルドされているかを聞いています。デイリービルドや継続的インテグレーションの事を指します。


『「廊下での使い勝手テスト」を行っているか?』とは、廊下を通る隣人を捕まえて、君が書いたばかりのコードを使ってみてもらうことだ。だそうです。少人数(5〜6人)でいいので、UIに関する使い勝手を試してもらえば、使い勝手の問題点を95%は知ることが出来るということです。